相国寺の開山堂は「開山塔」とも「一名円明塔」ともいいますが、いずれにしても相国寺の開山である夢窓疎石を祀るものとなっています(たとえ「追請開山」だとしても)。
建物自体は1807年(文化4年)に恭礼門院(桃園天皇皇后)の旧殿を下賜されたもので、特に注目すべきは円山応挙の杉戸絵ではないかと思います。特に小犬の絵は圧巻だと思います。
通常、開山堂そのものに前庭を造るのは一般的ではないに思われますが(例外として東福寺開山堂・普門院庭園や酬恩庵開山堂庭園など)、相国寺の開山堂は、単に庭園があるというだけでなく、その庭は珍しい「枯山水と池泉式の融合庭園」であり、こちらで取り上げるに相応しいものだと感じた次第です。
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