75回目は、通称「だるま寺」と呼ばれる法輪寺(ほうりんじ)を取り上げます。
法輪寺は、1718年(享保13年)に両替商荒木光品の寄進により、大愚宗築禅師を開山として、万海慈源和尚が創建したということです。
(法輪寺のパンフレットでは「妙心寺派にあっては」と書かれていますが妙心寺派に限らず)京都の臨済宗の寺院では武家が開基になっていることが多く、商人が開基であるのは珍しいことです。
だるま寺の名で法輪寺が知られるようになったのは、第十代住職の伊山和尚に因るところが大きく、伊山和尚が「起き上がり達磨禅」をもって禅を広めたことが現在の「だるま寺」としての法輪寺に繋がっているといっても過言ではないでしょう。
現在では、節分になるとたくさんの参拝者が訪れ、「一山ことごとく達磨で埋まる」というほどになっています。
しかし、だるま寺としては知られていても、法輪寺の庭はほとんど知られていません。
この庭を中心に、法輪寺を紹介していきたいと思います。
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