全国展開の十回目は、高岡にある臨済宗国泰寺派の総本山、
国泰寺(こくたいじ)を取り上げます。
国泰寺は、慈雲妙意(恵日聖光国師)によって、正安年間(1300年頃)に、現在地の南、二上山の地に「東松寺」として開創されたと伝わっています。
その後、後醍醐天皇の帰依を受け、1333年(元弘3年)に国泰寺と名を改めて、南禅寺と同格の勅願所に指定されています。
国泰寺は北朝の帰依も受けており、1345年(北朝貞和元年)には越中の安国寺に指定され、足利尊氏によって伽藍の修理や荘園の寄贈も受けました。
しかし、戦国時代に至って戦乱によって荒廃し、1546年(天文15年)に後奈良天皇の綸旨を受けて、現在地で再興されたと伝わっています。
その後、徳川綱吉によって法燈派総本山に指定され、享保年間には伽藍の大整備が行われました。
明治時代には廃仏毀釈の余波を受けましたが、山岡鉄舟の尽力もあり、伽藍の修理や再建が行われ、昭和に至ってさらに伽藍、庭園が整備されて現在に至っています。
国泰寺は北鎮第一禅刹としての顔のほうが有名ではありますが、昭和になって築造された庭園も充分に見応えあるものですので、紹介したいと思います。
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posted by karesansui at 22:49| 京都

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